大地こども園のブログをお読みの皆様へ
こんにちは。 金城美和です。
今日は、大地こども園の特色の一つであります【自律排泄】についてお届け致します。
子育て中のお母様方から、身辺自立(身のまわりの事を、自分で出来る様になること)の中で、 排泄面の悩みをよく聞きます。
「なかなかトイレ(排尿&排泄)を教えてくれなくて・・・。」
「○○までに、オムツを外せるようにしたい・・・。」
「トイレトレーニングは、いつから始めたらいいのかな?」等・・・。
日頃、お子様の排泄面で思うようにいかないことが、ご両親の負担になっているように感じます。
実際に、色々な方法で試していらっしゃると思いますが、
「おしっこが出たら、教えてね。」と、しばらくオマルに座らせることがあったり、
「○○に行くから、まずはトイレに行ってきてね。」と、大人の判断でトイレに行くことを促したり等・・・。
そのようなことはございませんか?
当園では、大人(保育者)からの促しではなく、個々の成長に合わせて【自律排泄】を大切にしております。
なぜ【自律排泄】を大切にしているのかといいますと、
乳児期の排尿は、膀胱に、ある程度の尿が溜まると反射的(無意識)に排尿が起こるといわれています。
その後、1~2歳頃になると尿意(おしっこをしたいなぁ)を感じるようになり、 表情や動作で表したり、幼児語で知らせるようになります。
トイレの場所まで付き添いましたら、一人で排泄が可能になるのが2歳半頃で、
4歳になるまでには自律(自分の意志でしたい時に)するのが一般的だといわれております。
それでは、どのようにしたら親子共々負担なく、気持ちを楽に【自律排泄】が出来るのでしょうか?
ポイントは、時間排泄(次は○○の時間だから、トイレに行ってきてと大人から促すこと)をせず、
排泄に関して、周囲からの指示を控えることです。
念のため、もう一度伝えますね♪
時間排泄をせず、排泄に関して、周囲からの指示を控えることです。
そこで、排泄に関しましてお子様自身(本人のペース)にお任せして、
たとえお漏らしをしたとしても、「おしっこはどこでするの!?」というような、責める言い方は控え、
「気持ちよかったね~♪」と、優しい口調で対応していただきたいです。
やがて成長と共に、膀胱筋がしっかりし、 自らの意志と行動でトイレで排泄が出来る様になりますので、ご安心下さいね。
是非、ご家庭でも、ゆったりとした気持ちでお子様の成長を温かく見守り、
【自律排泄】を実践なさっていただきたいと思います。
できます!できます!大切なお子様のために、できます♪♪
お読みいただき、どうも有り難うございました。
大地こども園 那覇市金城1―13―6
金城美和(きんじょうみわ)