今朝6.21の空と大地の取組みについて

⭐️反面教師⭐️

今回も代表の金城雅文がお届け致します。今日も長くなりますので、お時間がある時にお読みくださいね。

私が、大地こども園をどうしても設立したかったのは、私の過去の経験からの反面教師なのです。

これまで育ってきた環境を思い出してみましたら、私が生まれた金城家は、4世代いる家族で、待望の金城家の長男として生まれました。
聞いた話によると、ひいおばあちゃんやおばあちゃんから、それはそれは大事に可愛がられ、庭は危ないと言われ家の中で三輪車に乗ったり、私がして欲しい事は周りの大人がしてくれるので、3歳になるまで言葉をうまく話せなかったようでした。要するに過保護でした。
小学校に上がると、私は大人を動かす天才になっており、自分ができないのは、他人が悪いからだと思うほど、偏屈な人格になってしまいました。高校を卒業した時に、私は人生最大の挫折を体験します。自分の力だけで生きて行かなくては行けません。挫折から這い上がるまで、丸2年かかりました。それを乗り越える事ができ、今があるので、この挫折はとても良かったと思っています。

その経験を振り返って、川口先生の研修を受けた時、『うちあたい』しながら聞いていました。
もう自分のような人間は要らない、このような人間が出来ないように、川口先生の教えを守って、自分に自信が持てる子ども達を、沢山育てて行こうと決意して、大地こども園への設立のエネルギーとなりました。

大地こども園の基本方針の要は、毎年千葉県から講師として来沖されてきた川口千歳先生の影響が大きかったです。
川口先生の教えは、『子どもは怒らなくても、子どもにして欲しい言葉を投げかける事で、しつけ正しく伸びやかに、創造力豊かに才能を発揮して育つ』という理論の持ち主です。
川口先生は、小学校や中学校の教師を勤めた後、幼児教育に関心を持ち、脳の発達段階において、言葉かけの重要性と情動(EQ)を研究されておりました。私は、保育士ではありませんが、一般参加として、保育士に混じって参加してきました。

川口先生の研修は、子どもが生まれてからの脳の発達段階において、子どもが体験する事は、とても重要だと教えておりました。

例えば、
・赤ちゃんの時のハイハイは、ハイハイをたくさんさせる事で、体のバランス(体幹)や内臓の位置を整えるので、つかまり立ちをさせないように。
・歩けるようになったら、足腰を鍛えるために、ベビーカーに乗せない。転び方も上手くなって行き、大怪我をしなくなる。ベビーカーは、お母さんの腰が悪い時に、仕方なく使う。
・いたずらや失敗を沢山させると、将来子どもが大人になった時、0から1を作り出す事が得意になり、企画力や創造力が身につく。
・子どもに話をするときは、大人はちゃんとした日本語を使う。わざわざ大人が子どもの言葉に合わせない。【水→ブーブー、靴→くっくなど】
子どもが親の言葉を真似しようとして、そのような言葉になったら構わない。
・小さいことでも良いから、自分の力で行う成功体験を沢山させると、自己肯定感が芽生え、将来大人になったとき、自分の行動に自信が持てるようになる。【例えば、服や靴等の衣類の着脱、食事を全部食べた等】
・ほめすぎない。子どもは褒められる為に行動をするようになる。

お伝えしたい事が沢山ありすぎて、詳しくは、子育て支援講座でお伝えして行きますね。
今、子どもがやっている行動は、発達段階において、全て大切な事であると言う事です。そう考えると、子育ても少し楽になるのではないでしょか。

今回はさらに長くなってしまいました。お読みになって頂き、ありがとうございました。