大地こども園の子育て支援講座を受講して、感じたことや皆様にお伝えしたいことを載せます。(大地スタッフ宮平)

「物語に入り込む」(子育て支援講座を通して その①)

子育てをする中で、絵本の読み聞かせは子どもにいいよ〜とよく言われますよね。

想像力を豊かにする、言葉に触れる機会になる、心を育てるなど色々な要素が詰まっています。

保育園や幼稚園なども絵本の読み聞かせは日常的に取り入れているところもあり、ご家庭でも普段何気なく、お子様とのスキンシップとして読んでいる方も多いかと思います。

そんな絵本の仕組みや読むときのポイントを知ると、さらに絵本の魅力や奥深さをより味わうことができ、さらに絵本の世界を楽しめると思います。

まず、園長先生(金城美和)が保育士として働いている中で教わったのは絵本には2タイプあるということ。
一つは表紙と裏表紙が別々の絵になっているもの。
もう一つは、表紙と裏表紙が繋がって、広げると1つの絵となっているもの。

最初のタイプのものは、物語を読み終えたあと本を閉じて裏表紙をみせて終わり、という形になりますが、後者の場合は読み終えたあと、本を開いた状態で表紙から裏表紙にかけての絵全てを見せて終わり、という形になります。

また、本を開いたときほとんどと言っていいほどまず最初に無地のページがあるのをご存知ですか?
と話しておりました。
ぱぱっとページをめくって飛ばされる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はちゃんと意味があるんです。

無地のページを一旦クッションとして挟むことによって、その絵本の世界に入っていきやすくするのです。
ここからが、絵本の世界の始まりなのです。

そして同じように、最後のページにも無地のページがあります。
そこには、この物語から抜け出すという意味があるのです。

こうやって何気なく見過ごしてたところが、子どもたちにとって絵本の物語をより味わってもらうための仕組みがたくさん工夫されているのだと知ると、絵本の奥深さにすごいなあと感心しました。

また、続き(子育て支援講座を通して その②)を載せますのでお楽しみになさって下さいね。

お読みいただきありがとうございます。

大地こども園

那覇市金城1-13-6

大地スタッフ 宮平