仲正雄氏 講演録
【気質を知ろう】〜適材適所〜
ー自分自身と自分以外の人を理解するためにー

ーーーーーーーーーーーーーーーー
本P21より抜粋
[気質]とは何か、簡単に言ってしまえば、「意図しているようなわけではないのに、どうしても、いつも、そうなってしまう、癖のようなもの」です。そして、「それに悪気はない」んですよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
とあり、本当に深くオモシロイです✨
また、
ーーーーーーーーーーーーーーーー
本P27より抜粋
「憂鬱」は「石」あるいは「土」です、イメージとして。これは「物質」ですよね。
「粘液」は「水」です。
「多血」は「空気」「風」みたいなものです。
「胆汁」は明らかに「火」です。

「多血」と「胆汁」の人たちには「方向性」があるんです。「風」や「火」は止まっていると消えてしまうんですよね。常に空気が流れていないとダメなんです。常に動いている。常に燃えている。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
と続きます。
ここでお氣づきの方がいらっしゃると思います👌
『地球』にあるということに💕
そのことを話されているところが載っておりますので、ご紹介致します。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
本P30〜31にかけて抜粋
[気質]は、今、4つ出しましたけれど、これは、実は「地球の要素」でもあるんですよ。

地球を作っているものを見てみると、本当に、「岩」と「水」と、それから「空気」と「熱」しかないですよね。
地球を作っているもの、地球の中にある基本的な要素は、「硬いもの」、「流動的なもの」、「ガス的なもの」、それから「熱」、というこの4つにしか分かれないんです。
そして、この「地球を作っている要素」はまた「人間の要素」でもあるんです。ちょっと、ややこしくなりますが。この「地球の要素」が「僕たち自身の中にある要素」と、どう結びついているかということなんです。これをシュタイナーはまた別の言葉で出してきたんです。

 シュタイナーの言葉になじんでいる人もいらっしゃるでしょうけれど、
「憂鬱」は人間の「物質」という部分です。
そして、「水」の所を「エーテル」と表現して、「風」の所を「アストラル」と言っています。
そして「胆汁」の所を「自我」と言っています。

「憂鬱」的な所、人間の「物質体」と深く関わっているのが「体質」と言えます。
 そして、流動的な、「粘液」的、「エーテル」的なものと深い関わりを持つのが「気質」と言えます。
 そして、「多血」的な、「アストラル」的なものとして「性質」があり、「胆汁」的な、「自我」と関わる「人質」です。「ひとじち」とも読みますけど、これ、「じんしつ」です。「人格」でもいいんですけれど、今、「質」で揃えたから。
「地球を作っている要素」は「人間を作っている要素」と同じで、その要素の中の一つである「気質」がさらにまた4つの同じ要素に分かれる、という関係です。
ーーーーーーーーーーーーーーーー

とあり、図が載っております👌

他に、わたしがなるほど〜オモシロイな〜と、思ったことばは、
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
・〈外の世界〉と〈自分の世界〉とをつないでいる「時間」のようなもの、或いはその「つながり方」
・〈外〉のものを自分の〈中〉に入れること、【食べる】ということにも特徴がある話
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

例えば、
・「憂鬱」の人たちはよくかみ砕いて、胃にやさしく送ってあげる。
それは、〈外〉のものを自分の〈中〉に入れて、自分のものにすることがヘタなので。
・「粘液」の人たちは、〈中〉に入ってくるもの、大好きなんです。ただ、ゆっくりなだけ。食べるのもゆっくりで、よくかむんです。でも、幸せそうにかむんです。
・「多血」の人たちは、どんどん食べます。次・次と食べます。だから、いろいろあると幸せなんです。メニューがたくさんあると幸せなんです。量的には、「憂鬱」の人たちと同じであまり食べないです。種類を多く食べたがる。
・「胆汁」の人たちは、何かを飲む時、「キューッと一杯」一気飲みしたりします。食べるのも速いです。〈外〉から来るものが自分の炎の中で燃えてしまいますからね、かまないです。かむのは胃でやる。胃でかめなかったら、腸でやる。それでダメなら勝手に出てってくれ、みたいな、そういうタイプの人たちです。物事をどんどん進めますから、こういう人たちに議事進行してもらうと楽です。メリハリもあるし。
と、載っていて色々なことに結びついていくのが、オモシロイな〜と感じました👌

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます😊
改めて、この講演録の本をプレゼントして下さったお友達に心より感謝申し上げます💕💕💕

金城美和

#4つの気質 #シュタイナー